家出のドリッピー 訳
家出のドリッピーチャプター1ユニット1の訳です。これらの文章は私の意訳ですので教材に添付されている内容とは(と言うか教材その物を投稿すれば盗用ですから)異なります。もちろん英語が苦手な私が訳しているので正しいとは言えませんが、添付されている教材とすり合わせたところ、意味そのもに間違いはないようです。
自分自身の勉強の成果を投稿して自己啓発に役立てているとも言えます。あるいは、あなたが訳した文章と比較するのも面白かもしれません。日々勉強をしていると英語と日本語の違いを知る事になります。それではここから意訳文章です。
チャプター1、ユニット1
この小説はとても小さな世界の話である。とても小さな世界では怪物や魔法、それに奇跡な出来事で満ちていた。この小説の主人公はドリッピーである。ドリッピーは雨の滴であった。
君は雨の滴なんて「ただの水滴じゃないか」と思うかもしれない。だけどこの世に存在する全ての物には生命が宿っているだ。例えば君が夏の雨からなにかを感じる時にはいつも、ドリッピーや彼の兄弟、彼の姉妹、それに彼の親戚が居るからなんだ。
ドリッピーはカリフォルニア州のロス・アンジェルスと言う町で霧が立ち込める朝、草の葉の上で生まれたんだ。君は雨の滴よりも当然大きいから、草の葉なんて狭いように見えるだろう。だけどドリッピーには、草の葉がとても高い木の様に見えたんだ。
そよ風が吹くだけでも揺れ、風の力だけで前後に動くんだ。そんな草の上にドリッピーの兄弟や姉妹、親戚たちは全員居たんだ。しかしドリッピーだけは地面の上に落ち続けていたんだよ。そんな訳があり、彼の母親であるミセスデュードロップは彼の名前をドリッピーに決めたんだ。
ある時、ドリッピーが地面の上に滑り降りたんだ、すると彼の母親は怒ったんだ。
「ドリッピー、あなたはここにいないと駄目なの、そこにいれば安全なんだから」
こう言ってから彼女は彼を草の葉の上に連れ戻したんだ。だけどドリッピーはそんな所には居たくなかったんだ。彼はそこらじゅうを走り回って居たかったんだよ。彼の周りにある緑の葉たちはまるで森のように見えたんだ、だから彼はその中で遊びたかったんだよ。
「お母さんなんて、何を知っていると言うんだ」
しばらく後、彼の母親が他の子供たちの世話をするためにその場を離れた隙を見て、ドリッピーは彼がいた草の葉から滑り降りたんだ。ウィーと声を上げながら。彼は地面に降り立ってから周りにある緑の森の中に数歩ほど足を踏み入れてみた。
「僕は家から飛び出したぞ、オゥ、僕はなんて勇敢なんだ」
しかし本当の事を言えば彼はまったく勇敢ではなかった、ただのきかん坊だったのさ。ドリッピーは、彼の母親が、彼の家出を知ったときにどんなに悲しむか、なんて事などまったく考えずに、新しい世界を楽しく転がりながら探検していた。
彼の興味は楽しい時間を持つ事だけだった、そして確かにそれは楽しかった。